メルセデス・ベンツ日本(株)は、平成28年6月30日に、運転席用エアバッグに関するリコールを、国土交通省に届け出ております。
メルセデス・ベンツの一部の車両には、タカタ社製のエアバッグ・インフレータ (ガス発生装置)が使用されておりますが、メルセデス・ベンツに搭載されたタカタ社製インフレータに関しては、全世界の市場、また研究機関においても、インフレータの異常破裂の事例は確認されておりません。
しかしながら、2016年5月27日に、国土交通省より、タカタ社製の乾燥剤が入っていないタイプのインフレータに係るリコールの指針が発表されました。この指針では、運転席側に対象となるインフレータを搭載した車両に対するリコールの届出に関し、6月末までという期日が定められています。弊社としましては、お客様の安全を第一に考え、国土交通省の指針に従い、2016年6月30日にリコールの届出を行い、交換したインフレータを、タカタ社及び、ダイムラー社が委託する第三者機関にて、調査を行うことと致しました。
本来であれば、速やかに対策品に交換する運びとなるところですが、現在、対策品の用意に鋭意取り組んでいる最中であり、未だ準備が整っておりません。大変ご迷惑とご心配をお掛けし誠に申し訳ありませんが、準備ができしだい、年式の古いお車をお持ちのお客さまから、順次ダイレクトメールにて、改めてご案内申し上げますので、誠に勝手なお願いではございますが、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
なお、ダイムラー社、及び弊社としましては、お使いいただいているお車に対し、差し迫った安全性の問題があるとは考えておりませんので、部品の交換をお待ちいただいている間も、安心してメルセデス・ベンツをご使用いただけるものと考えております。
リコール内容の詳細につきましては、届出一覧表をご覧ください。
ご不明な点につきましては、お近くのメルセデス・ベンツ指定サービス工場にお問合せください。