メルセデス・ベンツ日本(株)は、平成29年12月14日に以下のリコールを国土交通省へ届け出ております。
ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしましたことを心からお詫び申し上げるとともに、対策部品の準備が整いましたので、お早めにお近くのメルセデス・ベンツ指定サービス工場へご連絡いただき、修理(無料)をお受けいただければ幸甚に存じます。
横滑り防止装置(ESP)において、ESPコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、濡れた路面等での急発進時にタイヤの空転を制御できず、駆動系に激しい振動が生じ、ディファレンシャルの取付け部に亀裂が入ることがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展して当該取付け部が破損し、ディファレンシャルが傾き、最悪の場合、ドライブシャフトが損傷して走行不能になるおそれがあります。
全車両、ディファレンシャルの取付け部を点検し、 ①損傷がない場合は、ESPコントロールユニットおよび、当該ユニットに連動しているサスペンションコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換えます。 ②損傷がある場合は、ディファレンシャルのエンドカバーを新品に交換し、ESPコントロールユニットおよび、当該ユニットに連動しているサスペンションコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換えます。
対象車の車台番号の範囲につきましては、届出一覧表をご覧ください。
対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれます。従いまして、お客様のお車が対象となる車両かどうかにつきましては、リコール検索もしくは、最寄りのメルセデス・ベンツ指定サービス工場にてご確認ください。また、お客様のご購入時期と輸入期間は一致しておりませんので、ご注意ください。
改善措置内容・修理につきましては、最寄りのメルセデス・ベンツ指定サービス工場へご連絡ください。
メルセデス・ベンツ指定サービス工場へのご連絡の際には上記改善措置の種別と対策番号をお伝えください。